石巻専修大学 李 東勲ゼミの活動報告サイトです。

プロのパティシエが監修!!~更なるクオリティを求めて~

こんにちは!ゼミナール3年の佐藤蓮也です!

 

前回、ゼミ内で挙がった試作品の問題点を解決するために、石巻でパティシエをしている木村社長に大学までお越しいただき、レシピ案と味の監修を行ってもらいました!

大学の厨房で調理を開始して、作業工程を一通り見ていただき、最後に試食をしてもらいました。

食べた後の一言目は… 『うまい!!!』

 

↓その後の会話のやりとりをどうぞ↓

 

木村社長 「先に梅の酸味を感じて切り替わるように後から海苔の風味を感じて、後味にも海苔の風味が残って美味しい!」

 

蓮也 「ありがとうございます!酸味と甘味のバランスはどうですか?」

 

木村社長 「酸っぱすぎないように甘味料で抑えられていて、酸味は強いけど酸っぱすぎず甘すぎない味になっていて、食べやすい!」

 

蓮也 「ありがとうございます!酸味と甘味のバランスにこだわりながら、海苔の風味を強調できるように、何度も作ってきました!」

 

木村社長 「まだ学生なのに、ここまでクオリティが高いものを作れるのはすごい!」

 

蓮也 「本当ですか!?ありがとうございます!」

 

木村社長 「でも、ちょっと気になったのが、食べ始めたときに梅の酸味が強くて舌に刺さるように感じた」

 

木村社長 「酸味を強く感じるのは塩味が原因で、もう少し味を丸くするとより食べやすくなるから、“塩抜き”をするといいよ」

 

蓮也 「なるほど…ずっと分量の調整だけやっていましたが、まずは塩抜きなんですね…!自分たち学生だけでは思いつかなかったです…!」

 

木村社長 「塩抜きは、梅干し全体にしっかり水が浸かるように入れて、8~10時間を目安で一晩漬けこんでおけば塩分が抜けるから」

 

蓮也 「分かりました!帰ったら早速やってみます!アドバイスありがとうございます!」

 

はい、もう、さすがプロです!笑  細部までしっかり気づけて的確なアドバイスができます!笑

 

調理に関しては、レシピ案や作業工程には特に問題はないが、調理開始時の火加減の調整、ホイッパーやゴムベラの活用によって、作業の効率化・短縮化ができるから工夫するよいといった細かい部分へのアドバイスもいただきました。

また、「たくさんの時間があるのは学生のうちだけだし、だからこそ色々試しながらどんどん挑戦してほしい、若い人は勢いが違うから!」という、ありがたい応援の言葉もいただきました。

 

食のプロの方を交えて監修を行ったことで、プロの視点ならではの意見とアドバイスをいただけたので、とても貴重な経験ができました!

最優先して取り組むべき課題が明確になったので、より一層気合いが入りました!

 

そして、嬉しいことに、「改善改良した試作品の出来上がり具合を見たいからまた来たい」と言っていただき、一ヶ月後に2回目の味の監修をしてもらうことが決定しました!

 

次回は、塩抜きをしてゼミ生に試食してもらったときの様子や、2回目の味の監修での内容を語っていきたいと思います!お楽しみに!

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